先日、私の故郷 北海道にある『のぼりべつクマ牧場』に行ってきました!
小さい頃に来た覚えはあるのですが、今回は十数年ぶりの来訪。
どんなクマさんがいるのか、ワクワクドキドキ♪
今回は、『のぼりべつクマ牧場』の魅力に迫ります!!(`・(エ)・´)ゝ
『のぼりべつクマ牧場』ってどんなところ?
道民おなじみのCMで有名
登別クマ牧場といえば、このコマーシャル↓
「♪の・ぼ・り・べ・つ!といえば、ク・マ・ぼ・く・じ・ょ・う!! KUMABOKUJO!!」
道民ならば、耳にタコができる程よく聞くこのフレーズ。
知らない間に口ずさんでも、必ず誰かが「KUMABOKUJO!!」と呼応してくれるくらい地元では超有名な曲です。
そんな陽気なCMでお馴染みの『のぼりべつクマ牧場』。
昭和33年、温泉で有名な登別市にある四方嶺(通称「クマ山」)の山頂にて開園。
当初はエゾヒグマの観察・研究のためでしたが、次第に繁殖・集団飼育にも成功しました。
現在は100頭以上のヒグマを鑑賞できる、 まさに「くま好きの聖地」ともいえる観光スポットなんです。
◯◯◯◯の持ち込みで割引?
クマ牧場の入場料金は、ロープウェイ代も含めて大人2,650円、小人1,350円とちょっとお高め。
この値段は、くま愛が試されるところですね・・(´-(エ)-`)
とはいえ「少しでもお得に入場したい!!」と思う方。実は、とっておきの裏技があるんです。
のぼりべつクマ牧場では、毎年秋頃に「どんぐり割引」という期間限定のユニークなサービスを実施。
なんと、クマの主食であるどんぐりを持参すると、グラム数によって入場料が割引されるんです。
値段も安くなって、クマさんのご飯にも貢献できるなんて一石二鳥!
お得に入園したいと思っている方は、どんぐりをいっぱい集めて訪れると良いですよ♪(※期間限定の為、ホームページ要確認)
施設名 | のぼりべつクマ牧場 |
住所 | 〒059-0551 北海道登別市登別温泉町224番地 |
TEL/FAX | (0143)84-2225 / (0143)84-2857 |
営業時間 | 季節によって異なる(※ホームページ要確認) |
HP | http://bearpark.jp/ |
潜入レポート
ロープウェイで山頂へ
クマ牧場に行くには、まずロープウェイで山頂へ向かいます。
ふもとの駅から山頂までは全長1260m、所要時間はゴンドラに乗って約7分程度です。
乗車するゴンドラはこんな感じ↓
もちろん、こんな大きなくまさんは乗っていません(笑)
冬の期間は、このゴンドラを使って鮭トバ作りもしています↓
干し上がった鮭トバは、くまさん達のエサになるそう。
良いもの食べてますね〜。
くま界の神セブンがお出迎え
あっという間に山頂に到着。
到着駅に着くと、早速くまさんたちがお出迎えしてくれます。
ちょっとお疲れモードのくまさん↓
秋頃に行ったのでハロウィン仕様でした。
イチロー風くまさんにも遭遇↓
「せっさたくま」と書かれた、ダジャレTシャツが良い味出してます。
ちょうど、第6回NKB総選挙(N=のぼりべつ, K=くま, B=ぼくじょう)なるイベントの結果も発表されていました。
来場者の人気投票によって決まるこのNKB総選挙。投票対象は、メスグマのみと言うこだわりようです。
こちらが、その総選挙を勝ち抜いた「神セブン」↓
なかなか個性的な名前ばかり。媚びすぎないのが逆にカワイイかも。
今年のセンターは「ニイサ」に決定!毛の色が白っぽくてキレイなクマですね。
とにもかくにも、山頂に到着。
どことなく疲れた様子のくまちゃんコンビ↓
いらっしゃいませ〜♪
いよいよ、牧場内を散策です!
防寒対策はしっかりしよう
訪れた日は、あいにくの霧模様。
まだ9月だというのに、もの凄い寒さでした。
さすが北海道。 秋口でこんなに寒いってことは、冬はもっと寒いんだろうなぁ・・。
冬に訪れる方は、防寒をしっかりして行くことをオススメします!
どの写真も霧がかかっていますね、残念・・(´-(エ)-`)
気を取り直して、まずはクマさん達にあげる餌を調達するため、クマ用のビスケットと人参を購入。どちらも、100円で売っています。
準備も整い、いざクマ舎へGO!!
クマと恐怖の超接近
最初は、「ヒトのオリ」へ向かいます。
ヒトのオリとは、全面ガラス張りになっていて、その周りをくま達が取り囲むような構造のオリのこと。
どんよりとした天気のせいか、監獄への入り口みたいです・・。
通路の途中には、クイズなんかもあったり↓
ジェイミー・ヒューレット的な雰囲気のイラスト。不気味さが際立ちます。
さらに奥へ進むと・・いました!クマさん!!
ひゃーー、ガラスが曇っててなんだかよくワカラナイーッ!!ヽ(´@(エ)@`)ノ
あいにくの天気で、肝心のクマの写真がボケボケ(泣)
本来ならば、こんな感じに見えます↓
画像出典:のぼりべつクマ牧場
まさに人間が檻の中に入ったような気分。
これはもう、ガラスの強度を信じるしかありませんね・・。
ガラス窓の下の方に見える筒状のポンプで、クマにおやつをあげることも可能。
美味しそうにおやつを食べる姿は微笑ましいのですが、食べ終わった後にじっと見つめられるとドキッとします↓
画像出典:ウォーカープラス
( ´ ・ ( エ ) ・ ` ) ジッ
とはいえ、ガラスをバンバン叩いたりするのかと思ったら、意外に大人しかったのが印象的。
体の大きさには圧倒されますが、動きのダイナミックさはほぼありません。
しかし、時折どこからともなく聞こえてくる「ヴォッ…フッフッ…」という吐息が、背筋を凍らせます・・。
寒さなのか恐怖なのか、ブルブル震えてきたのでそそくさと退散しました。。
オスは意外と大人しい?
次は、「第1牧場」へ。
第1牧場は、オスのヒグマが鑑賞できるところ。
先程の「ヒトのオリ」も、こちらの第1牧場に併設されています。
柵からおやつを投げ入れると、上手にキャッチしてくれるのが見どころ。
カワイイですね〜 ♡
おやつをもらうのに必死!
でも、お尻は動かしたくない(´・(エ)・`)
にんじん、きたきた〜っ!
オスは気性が荒いと思っていましたが、みんな全然動かず・・。
完全に「エサ待ち地蔵」と化していました。
CMみたいに手を振ってくれたりするのかと期待していたのですが、それすらしてくれません・・(´ノ(エ);`)
ちょっと外れたところにおやつを投げてしまうとクマたちは見向きもしないため、投げる側がうまくコントロールしなければならないという、謎のプレッシャーがかかります。
ちなみに、ヒグマのオスはメスに比べてあまり活発的ではないそう。
5〜7月の発情期にかけては、ボス争いで迫力ある動きが見られるようですよ。
メスは個性豊かで面白い
次は、「第2牧場」へ。
こちらは、メスのヒグマを鑑賞できるクマ舎。
第1牧場よりも、クマの頭数が多いように感じます。
おやつ欲しさに必死のアピールヽ(´・(エ)・`)ノ
群れのお局様らしきクマが、一番良いポジションでおやつをねだります↓
なんという、ふてぶてしい態度(笑)
渋々、手を挙げてくれました↓
いや〜、すごい体格ですね!!
ちなみに、にんじんをあげようとするとシカトされました(笑)
このクマは、ビスケットしか受け付けないようです。ぐぬぬ・・。
一方、こんなかわいいポーズをするサービス精神旺盛なクマも↓
きゃわわわ(´♡(エ)♡`)
手を振りながら、もう片方の手で足を上げています。器用ですね〜!
メスは、オスより活発で個性豊かな子が多くてビックリ!
みんなおやつをもらうために、必死に作戦を練っているようです。
後ろの方でおこぼれを狙う子もいれば、自分の口を叩いて「ここに投げんだよ!!」と指示してくる子もいました(笑)
見る側としては、第2牧場のクマ達のほうが活発なので楽めるかもしれません♪
愛くるしい子グマの姿を鑑賞
次は、「子グマ牧場」。
ここでは、愛くるしい子供のヒグマを鑑賞できます。
この日紹介されていたコグマは、「コテツ」と「ダイチ」。
コテツは、この牧場内で産まれた子グマ。
一方、ダイチは母親をハンターに撃たれてしまった保護グマだそう。
水槽の中に放たれた魚を、元気に追い回す仕草は見ていてハラハラドキドキ!
狩りはまだまだ未熟な二匹ですが、一生懸命な姿に見ているこちらも笑顔がこぼれました(´^(エ)^`)
子グマはやっぱりカワイイですね〜♡
二匹とも、すくすくと元気に育って欲しいものです!
ヒグマの歴史を学ぼう
最後は、「ヒグマ博物館」へ。
ここは、ヒグマの剥製や標本が展示されているヒグマ専門の博物館。
ヒグマの歴史や習性、生態などを学べる、くま好きにはとっても興味深い場所です。
なんと、生後1日目から成獣までの世代別剥製が見れるというから驚き!
とにかく、中に入るとクマの剥製だらけです↓
振り向きざまのクマさん。
おー、こわっ!
冬眠の最中のクマでしょうか(´-(エ)-`)zZ
約500点ものヒグマ関連の展示があり、クマだけでなくアイヌ民族とクマの深〜い関係なども学べます。
こんなにクマの剥製を見られるところは、中々ないかもしれませんね。
貴重な体験になりました!
番外編
クマ牧場では、クマ以外にも「アヒルの競争」が開催されています。
レース参加料は200円。
1着でゴールするアヒルを見事的中させることができたら、オリジナルグッズをもらえます。
よ〜い、ドンッ!でスタート!!
私が賭けたアヒルさんは3着。うーん、残念!
このアヒルの競争、私が十数年前に訪れた時もやってたなぁ・・なんて、ちょっと感慨深くもなりました(笑)
最後に、クマ牧場の売店に売っていたありがた〜い言葉が書かれたTシャツ↓
確かに、その通りですね!!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ヒグマといえば凶暴なイメージもありますが、そのイメージを覆すようなお茶目な一面も見られて大満足!
特にクマの餌やりは、クマ達の個性豊かな一挙一動がとってもキュート。子供も大人も大興奮すること間違いなしです。
また、資料館では貴重な展示にも触れることができ、クマの知識をさらに深めることができます。
知れば知るほど、クマって本当に不思議な魅力を持つ動物だな〜と気付かされました。
札幌都心部からは少し遠くなりますが、登別に立ち寄った際はぜひ訪れてみてください♪
以上、『のぼりべつクマ牧場』のご紹介でした(´・(エ)・`)