お正月の帰省に合わせて、札幌市にある『円山動物園(まるやまどうぶつえん)』に行ってきました〜!
北海道育ちの私にとって、小さい頃から馴染みのあるこの動物園。
久しぶりに訪れてみると、色んな施設がリニューアルされていてびっくり(´>(エ)<`)
新しい宿舎が新設されたり、アジアゾウが来園したりと、何かと注目されている円山動物園ですが・・。
私のお目当ては、やっぱりクマさん!!
2018年3月にオープンした『ホッキョクグマ館』にも訪れてきたので、そちらも早速レポしていきますよー♪
今回は、『円山動物園』のバラエティ豊かなクマさんたちを紹介します(`・(エ)・´)ゝ
『円山動物園』ってどんなところ?
札幌市にある老舗動物園
『札幌市円山動物園』は、1951年に国内で10番目の動物園として開園しました。
北海道の動物園といえば、最近では旭川にある旭山動物園が有名ですが、この円山動物園はさらに老舗の動物園。
私が小さい頃はもちろん、私の両親までもが遠足などで何度も訪れているという、札幌近郊民にはとっても馴染み深〜いスポットです。
最近では、ありのままの自然を再現し動物本来の行動を観察する「生息環境展示」をコンセプトとして掲げ、施設のリニューアルを進めているよう。
どんどん進化し続けていく円山動物園に、目が離せませんねっ!!(`・(エ)・´)
色んなクマたちに会える!
もちろん円山動物園では、ゾウやキリンなどたくさんの動物が展示飼育されているのですが・・。
やはり、何と言っても私のお目当てはクマ・クマ・クマ(`・(エ)・´)!!
園内では現在、エゾヒグマ・マレーグマ・ヒマラヤグマ・ホッキョクグマの4種類のクマを飼育しています。
『エゾヒグマ館』や『わくわくホリデーアジアゾーン』などの施設に加え、2018年3月には『ホッキョクグマ館』が新たにオープン。
ホッキョクグマのダイナミックな姿を観察できるとあって、話題沸騰中のスポットになっているんです!
混雑状況は?天候・服装にも注意
今回、私が訪れた時期はお正月の三が日。
そのためか動物園自体は混雑もなく、スイスイ動物たちを観察することができました。
三が日、結構狙い目かもしれません(笑)
注意すべき点は、やはり服装!特に、真冬に訪れる方は十分に注意が必要です。
道民ならわかると思いますが、北海道の冬の寒さは「寒い」というより「痛い」!!
さらに、吹雪いてくると本当に最悪なので、暖かい格好を十分に心がけてください。
厚手のコートはもちろん、手袋、マフラー、カイロなどの防寒グッズは必須!
また、雪道を歩くことになるので、スノーブーツを履いた方が無難かもしれません。
園内には屋内施設も多く、ずーっと外にいるわけでありませんが、できるだけ防寒完備していくことをおすすめします。
アクセスは?
地下鉄東西線・円山公園駅から徒歩約15分。
札幌駅から行く場合は、徒歩もしくは地下鉄南北線で大通駅まで行き、東西線に乗り換える必要があります。
大通駅〜円山公園駅までは地下鉄で約7分と、札幌の中心部からとても近い動物園です。
もちろん駐車場もありますが、土日は混雑する恐れもあるので、公共の交通機関を使った方が便利かもしれません。
施設名 | 札幌市円山動物園(さっぽろしまるやまどうぶつえん) |
住所 | 〒064-0959 北海道札幌市中央区宮ヶ丘3番地1 |
TEL/FAX | 011-621-1426 / 011-621-1428 |
営業時間 | 季節によって異なる(※ホームページ要確認) |
HP | http://www.city.sapporo.jp/zoo/index.html |
クマの紹介
ここからは、円山動物園内で展示飼育されている、バラエティ豊かなクマたちをご紹介!
先ほども紹介した通り、クマがいる施設は『エゾヒグマ館』『わくわくホリデーアジアゾーン』『ホッキョクグマ館』の3棟。
現在、ヒマラヤグマ、マレーグマ、エゾヒグマ、ホッキョクグマの4種類のクマを観ることができます。
それでは、バラエティ豊かな円山動物園のクマたちをご紹介していきましょう(`・(エ)・´)ゝ
ヒマラヤグマ
まずは、『わくわくホリデーアジアゾーン』にいるヒマラヤグマ。
この『わくわくホリデーアジアゾーン』は、寒帯館・高山館・熱帯雨林館の3棟に分かれており、ヒマラヤグマがいるのは高山館になります。
こちらが、ヒマラヤグマの説明↓
その名の通り、ヒマラヤ山脈などのアジアを中心に生息する中型のクマ。
ヒマラヤグマの特徴は、全身真っ黒な体と胸にある三日月の形をした模様。
ちなみに、日本で広く分布しているツキノワグマ(ニホンツキノワグマ)は、このヒマラヤグマの亜種にあたります。
こちらが、そのヒマラヤグマ↓
もふもふ度、かなり高めです。アメフト選手みたいな立派な肩幅にご注目!
アップの姿もどうぞ↓
うぅ…なんて悩ましい姿。何か悩み事でもあるんでしょうか。。
しつこくカメラを向けていると・・↓
そっぽを向かれてしまいました…( ´;(エ);`)ゴメンナサイ
展示されていたのは、この二頭↓
ミナミちゃんの貫禄がすごいですね・・近藤勇か(笑)
たぶん、私が撮影したのはトモちゃんでしょうかね〜、写真と全く同じ格好をしています。
ほとんど動きはありませんでしたが、もふもふボリューミーな見た目がかわいいヒマラヤグマさんでした(´・(エ)・`)
マレーグマ
次は、ヒマラヤグマと同じ『わくわくホリデーアジアゾーン』にいるマレーグマ。
こちらのクマは、熱帯雨林館で観賞することができます。
マレーグマの説明書きがこちら↓
マレーグマは、主に東南アジアに生息する小型のクマ。
黒く光沢のある短い毛と、胸にある黄色っぽい月の輪状の模様が特徴です。
ちょうど私が訪れた時間は、クマさんのおやつタイムだったよう。
飼育員の方がボールやタイヤ、登り木などの遊具の中に、ブドウやオレンジなどの果物を隠していました。
いざ、宿舎に放たれたマレーグマさん!おやつを見つけ出そうと必死に駆け回ります。
まずは、壁の穴の中を詮索↓
完全に背中がおっさんです(笑)
腰のあたりのたるみがなんとも言えずカワイイ♡
木に登る姿も味わいがあります↓
よっこらしょっと…( ´-(エ)-`)
このクマ、絶対中に人が入ってるとしか思えません(笑)
おやつが入ったボールを、両手両足で器用に持つマレーグマさん↓
まるで、サーカスの熊のよう。
片足外しだってなんのその↓
もう、なりふり構っていられないご様子です。
動画も撮っていたのですが、正味10分くらいはこの体勢でボールと格闘していました(笑)
食べ物に関しては、執念深い性格なのでしょうか。
人間顔負けのその姿と動作に、ついつい見入ってしまう不思議な魅力を持つマレーグマさんでした(´・(エ)・`)
エゾヒグマ
エゾヒグマは、園内奥にある『エゾヒグマ館』に展示飼育されています。
エゾヒグマの説明書きはこちら↓
エゾヒグマは、日本では北海道のみに生息する大型のクマ。
ユーラシア大陸や北米に住むヒグマの亜種とされ、がっしりとした体格と雑食性が特徴です。
今回、展示されていたのはこちらのクマさん↓
なんとあの『のぼりべつクマ牧場』生まれとのこと。
こちらが、そのエゾヒグマのとわちゃん↓
袋の中のおやつを出すのに必死の様子。鋭い爪がすごいですね・・(´@(エ)@`)
それにしても、ヒグマの展示場はガラス張りになっていることが多いため、毎度のことながら撮影が難しい!
うまく撮れたのはこの一枚だけでした。。
ここ『エゾヒグマ館』では、様々なヒグマ情報も掲載。
こちらは「さっぽろヒグマップ」↓
札幌市のヒグマ出没情報をまとめたマップです。
ちなみに、円山動物園がある札幌市中央区でも、たまーにヒグマが出没するそう。
私の実家がある区では聞いたことはありませんが、山に面している南区なんかではしょっちゅう熊の目撃情報があります。
いや〜、さすがは北海道。
札幌市内にもヒグマが出没するなんて驚きですよね〜ヽ(´@(エ)@`)ノ
ホッキョクグマ
最後は、2018年3月にオープンした『ホッキョクグマ館』にいるホッキョクグマ。
ここでは、屋内と屋外からホッキョクグマを観賞することが可能。
また、ホッキョクグマの他にも、ゴマフアザラシやゼニガタアザラシも展示飼育しています。
こちらが、ホッキョクグマの説明↓
ホッキョクグマ(通称:シロクマ)は、主に北極圏に生息するクマ。
全身真っ白な体が特徴で、陸上最大の肉食動物に分類されています。
ここ『ホッキョクグマ館』の最大の見どころは、巨大な水中トンネル。
この水中トンネルは、アザラシのプールと隣接しているため(もちろん仕切りはあります)、運が良ければシロクマとアザラシが一緒に泳ぐ姿も観れちゃうという斬新な設計。
ちなみに、野生のシロクマの主食はアザラシや魚類。
北極圏の生態系を学ぶことができるリアルな展示飼育が実現されています。
残念ながら私が訪れた日は、アザラシは元気に泳ぎ回っていましたが、シロクマはプールに一切現れず。
さすがのシロクマさんも、冬のプールは寒いんでしょうか・・(´T(エ)T`)
水中トンネルでの観賞が叶わなかったので、屋外から観察してみることに。
屋外からの様子はこんな感じ↓
放飼場の敷地は結構広く、シロクマにとっては住みやすそうな環境です。
しかし!観る側からすると、奥の方にシロクマがいるとあんまり(というか全然)見えません(泣)
シロクマとの距離はこんな感じ↓
豆粒サイズのシロクマさん…(´;(エ);`)
屋外からだと全く見えなかったので、屋内にあるガラス張りの観察エリアに移動。
やっと目視できる距離になりました↓
しかし、寒いのか宿舎の出入り口でたむろするシロクマさんたち。
北極を代表する動物とは思えない姿です(笑)
「これは動きがなさそうな感じかな〜」と、諦めかけたそのとき・・。
なにやら、一頭がプールに向かって歩いてくるではないですかヽ(´@(エ)@`)ノ↓
もしかして、プールに入って泳いでくれるのか・・?!ワクワク
・・と思いきや??
何やらプールに向かってお尻を向け始めました↓
なんだか、いや〜な予感・・。
・・。
・・・。
あ。( ´ ・ (エ) ・ ` )
どうやら、う◯ちタイムだったみたいです・・。
シロクマさんには悪いですが、う◯ちしている姿もちょっとかわいいですね♡
スッキリした後、ガラスの近くまで来てくれたシロクマさん↓
「排泄中に写真撮ったやつ誰や?」とでも言いたそうな顔(笑)
水中を泳ぐ姿は見れませんでしたが、ファンサービスとしてわざわざ近付いてきてくれたシロクマさんに感謝です!
ちなみに、旧飼放場の『世界の熊館』にもシロクマが一頭いたのですが・・↓
とても声を掛けられる雰囲気ではありませんでした(笑)
シロクマ関連情報
シロクマと記念撮影
園内を歩いていると、シロクマの人形と一緒に記念撮影できる場所を発見!
どうやら、プロのカメラマンが撮影をしてくれるというサービス(有料)のよう。
なんと、撮影場所にはシロクマの被り物やぬいぐるみまで用意されているという周到ぶり。
これはくま好きを誘っているとしか思えません(笑)
結構人気のようで、家族連れや外国人たちがこぞって撮ってもらっていました。
ということで、もちろん私も写真を撮ってもらいましたよ〜♡
向かって左から、夫・私・母で記念撮影↓
ちなみに、このダサいポーズはカメラマンに「はい、ガオォ〜〜」と促されるので、やらざるを得ませんでした(泣)
現像写真(1枚 ¥1000)はこんな感じ↓
かわいいフォトフレームにいれてくれます♡
屋外で撮影しているのでとにかく寒いですが、出来上がった写真を見るとまるで北極にいるような雰囲気?!
本物の雪に囲まれながらかわいいシロクマと撮影できる、冬ならではの貴重な体験でした(`・(エ)・´)
種類豊富なピリカグッズ
園内の正面入り口すぐ横にある『動物科学館 次世代エネルギーパーク』の中には、『円山動物園オフィシャルショップ』や『ZOO Cafe(ズー・カフェ)』といった、カフェや売店が入っています。
ここのオフィシャルショップは、園内で展示されている動物のグッズから、お土産になりそうなお菓子まで、なんでも揃う豊富な品揃え。
もちろん、シロクマのぬいぐるみも多数販売↓
お子さんが喜びそうなものばかり!
中でも、注目すべきは円山動物園発の「ピリカ」グッズ。
「ピリカ」とは、2005年に円山動物園で誕生したホッキョクグマのこと。(現在は、旭山動物園で飼育されています。)
愛らしいピリカの顔がデザインされたグッズは、円山動物園公認のオフィシャルグッズとして大人気!
こちらが、そのピリカグッズ↓
ショップのあちこちに、ピリカグッズのコーナーがあります↓
ここは、クリアファイルやメモ帳、ボールペンなどの文房具がメイン。
マスキングテープや顔パックといった珍しい商品もちらほら。
こちらは、キッチングッズコーナー。どれも素朴なデザインでかわいい♡
私が気になったのは、野田ホーロー製の食器。
ケトルやプレート、保存容器など、かわいいホーロー製品が盛りだくさん。
店員さん曰く、売り切れも多いようなので、早めに入手した方が良さそうです。
色んなサイズのランチボックスも販売。
う〜〜ん、くま好きとしては全部揃えたい衝動に駆られます・・(汗)
ランチボックスや水筒は、東急ハンズやロフトでも売っているのを見かけますよね。
とはいえ、こんなに種類豊富なピリカグッズを購入できるのは、ここ円山動物園だけなんじゃないでしょうか!!
来園した際は、ぜひオフィシャルショップに立ち寄って、レアなピリカグッズをゲットしちゃいましょう〜ヽ(´♡(エ)♡`)ノ
まとめ
いかがでしたでしょうか。
雪が降る地方でしか味わえない、北海道ならではの冬の動物園。
シロクマやユキヒョウなど、冬に強い動物たちが大はしゃぎするかと思いきや、意外にもみんな寒そうに身を寄せ合っていたのが印象的でした(笑)
また、屋内にいるクマさんたちのユニークでのびのびとした姿に、心も癒されてぽっかぽか。
やっぱり、クマは不思議な魅力を持つ動物だな〜と改めて実感しましたね。
次は夏の時期に訪れて、シロクマのダイナミックに泳ぐ姿をぜひリベンジしたいと思います!
以上、『円山動物園』のバラエティ豊かなクマさんたちのご紹介でした(´・(エ)・`)