映画『テッド(原題:ted)』の主題歌 “Everybody Needs A Best Friend”、みなさんお聴きになりましたでしょうか!?
とってもかわいい曲調で、キュートなテッドにピッタリな歌ですよね〜♡
ところで、この主題歌って誰が歌っているの?
作詞・作曲は誰? どんな歌詞の内容?
今回は、そんな疑問に答えるべく “Everybody Needs A Best Friend” について徹底解明していきます(`・(エ)・´)ゝ
曲の紹介
まずは、主題歌のミュージック・ビデオをどうぞ↓
歌手・作詞・作曲について
グラミー賞受賞シンガーが熱唱
画像出典:Rolling Stone
主題歌を担当しているのは、ニューヨーク出身の歌手 Norah Jones(ノラ・ジョーンズ)。
デビューアルバム『Come Away With Me』(’02)でグラミー賞を総なめにし、世界を驚かせた超有名ジャズシンガー。
そのキュートなルックスとは裏腹に、ハスキーボイスが魅力的な大物歌手です。
度肝を抜かれるデビューアルバムは、まさに必聴の一枚↓
映画『テッド』では、主題歌を担当するだけでなく、本人役でカメオ出演も果たしているノラ・ジョーンズ。
『テッド』の他にも、『トゥーウィーク・ノーティス』(’02)では本人役を、『マイ・ブルーベリー・ナイツ』(’07)では主演を務めるなど、女優業も精力的に活動中です。
映画『テッド』では、テッドが「イスラム系のハーフだっけ?」とかなりきわどいブラックジョークを飛ばしていましたが、実際はインドとアメリカのハーフ。
そのエキゾチックな美貌と唯一無二の歌声に、デビューした当時は「とんでもない大物が出てきたなぁ…」と衝撃を受けたのを覚えています。
それもそのはず、彼女の父親はインドの伝統楽器シタールの世界的奏者である Ravi Shankar(ラヴィ・シャンカール)!
ジョージ・ハリスン(写真左)と一緒に写真に写るラヴィ・シャンカール(写真右)↓
画像出典:Rolling Stone
あのビートルズにも多大な影響を与えた音楽家が父親とはビックリ!
彼女の恵まれた才能は、偉大な父親譲りなんでしょうか。
いや〜、血は争えないですねぇ…( ´-(エ)-`)
ディスコソングのヒットメーカーが作曲
主題歌の作曲を手掛けたのは、ニューヨーク出身の作曲家 Walter Murphy(ウォルター・マーフィー)。
1970年代に、ベートーベンの『交響曲第5番「運命」』をディスコ調にアレンジした『運命’76』で大ヒットした作曲家です。
映画『サタデー・ナイトフィーバー』(’77)で、ご存知の方も多いかもしれませんね。
日本ではあまり知られていませんが、アメリカの人気TV番組の楽曲を手掛けるなど、アメリカではかなり有名なウォルター。
『テッド』の監督であるセス・マクファーレンの作品にも多く携わっており、人気アニメ『ファミリーガイ』ではテーマソングも作曲。
本作『テッド』でも、ほとんどのサウンドトラックを担当するなど、セス監督と相性抜群のようです!
『テッド』の監督自身が作詞
画像出典:Wikipedia
なんとこの主題歌、『テッド』の監督でもありテッド自身の声優も務めているセス・マクファーレンが作詞を担当しています。
歌詞は、タイトルの “Everybody Needs A Best Friend(= 誰もが親友を必要としている)” からもわかるように、「友情」をテーマにした中々深〜い内容。
テッドとジョンのように、年を取っても一緒にバカやったり、本気でケンカしてぶつかったりしながらも、いつもお互いを思いやっている関係って憧れますよね〜。
映画『テッド』は、一見するとダメな中年テディベアの下ネタ映画と思われがちですが・・。
この主題歌を聴けば、実は真の友情映画であることにきっと気付くハズです(´・(エ)・`)!!
豆知識
第85回アカデミー歌曲賞にノミネート
画像出典:YouTube
2013年に開催された第85回アカデミー賞にて、“Everybody Needs A Best Friend” が歌曲賞にノミネートされました。
授賞式では、本作の監督であるセス・マクファーレンが司会を担当。
さらに、ジョン役のマーク・ウォールバーグとテッド本人(CG)がプレゼンターを務めるなど、テッド満載の内容で大盛り上がり!
その動画がこちら(YouTubeのサイトから視聴可能)↓
アカデミー賞の舞台でも、きわどいテッド節が炸裂です(笑)
もちろん、ノラ・ジョーンズによる歌のパフォーマンスもあり!
すごく緊張していたのか、何だかぎこちない歌い方だったのを覚えています。
受賞結果は、映画『007 スカイフォール』の主題歌(アデルの “Skyfall” )が受賞。
残念ながら受賞は逃してしまいましたが、まぁアデルが相手では仕方なかったですね・・。
映画のオープニング映像との違い
映画『テッド』のオープニング映像と、主題歌のミュージックビデオの映像。
一見すると、全く同じ内容に見えるかもしれませんが・・。
じっくり見比べてみると、実はほんの少し映像が違うんです!!
・・と熱く語られても、何度も繰り返し『テッド』を観ているようなテッドフリークの人しか気付かないと思いますので、実際のミュージックビデオを観て違いを探してみましょう!
こちらが、ミュージックビデオ↓
・・おわかりいただけたでしょうか?(´・(エ)・`)
大体の映像は、映画のオープニングとほぼ同じ内容。
ジョンとテッドの出会い
↓
二人の少年時代の思い出
↓
ジョンとロリーの関係
↓
現在の三人の様子
・・が、時系列で流れています。
しかし、目を凝らしてよーーく観てみると、映画のオープニングでは全く使われていない映像がいくつかあるんです!
その未公開映像がコチラ↓
- テッドとジョンが、海でシュノーケルを付けている写真
- テッドとジョンが、誕生日会でケーキを囲んでいる写真
- テッドとジョンが、車の前でかっこつけている写真
- テッド、ジョン、ロリーが、アイスクリームを食べている写真
- ジョンとロリーが大きなテディベアを抱いて、テッドが嫉妬している写真
- ジョン、テッド、ロリーが、一緒に映画を観ながらびっくりする映像
なんとミュージックビデオには、こんなに未公開映像が含まれていたんです!
いや〜、何だかとっても得した気分になりませんか (´^(エ)^`)!?
個人的には、テディベアに嫉妬しているテッドがたまらなくかわいくて好きですね♡
ジョンとテッドの絆がどれだけ深いかがわかる、素敵なミュージックビデオでした。
テッドとノラ・ジョーンズがピアノ共演
テッドとノラ・ジョーンズが、一緒に主題歌 “Everybody Needs A Best Friend” を歌う映像を発見!
「あのモフモフの手で、どうやってピアノを弾くの?!」と思ったアナタ。
安心してください。映像を見てもらえばわかります( ´-(エ)-`)ウンウン
動画はコチラ↓
テッド(の着ぐるみを着た人)とノラ・ジョーンズが、連弾で主題歌を披露しているんです!!
ノラ・ジョーンズの少しアレンジを効かせた歌い方も、味があってとっても素敵♪
テッドの顔が若干怖いですが・・笑、聴いているだけでなんだかあったか〜い気持ちになる、そんな癒し動画でした。
それにしても、こんなにテッドに貢献してくれるノラ・ジョーンズ。
実は大のくま好きなんじゃないかと、淡い期待を持ってしまいますね(´♡(エ)♡`)
まとめ
いかがでしたでしょうか。
スタンダード・ジャズ調で、クラシカルな雰囲気が魅力的なこの曲。
ノラ・ジョーンズの軽快な歌い方と「友情」をテーマにした歌詞が、かわいいテッドにピッタリな主題歌でした。
以上、映画『テッド』の主題歌 “Everybody Needs A Best Friend” の徹底解明でした(´・(エ)・`)
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